バンコクの老舗ゲイオーナーホテル「Baan Saladaeng(バーンサラデーン)」に久しぶりに宿泊してみました。2015年に改装されたようで、レセプションだけでなく新しい部屋もできたそうです。前編は宿泊レポートです。


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ホテルの場所は、BTSのSala Daeng駅、MRTのSilom駅から共に約800m・徒歩10分くらいです。この日は、タイエアアジアXでバンコク入りしたので、深夜1:00前にドンムアン空港に到着しました。事前に「2:00AMくらいにホテルに到着するけど、大丈夫ですか?」と確認のメールをして「大丈夫です」と返信がきていたのに1:30AMにホテルに到着してもドアは開きません。どんなにチャイムを鳴らしても、どんなにドアを叩いても、誰も出てきません。埒があかないので、近くにある別のホテルまで行き、スタッフにお願いしてホテルに電話をかけてもらいました。10コール目くらいで、寝ていたであろう男性スタッフが出て「今から行くから」と伝え、ホテルに戻りました。しかし、まだドアは開いていません。5分くらいして憮然たる面持ちでさっき電話で話したスタッフが出てきて「チェックイン?」と聞かれ、ブチ切れました。

深夜に到着する場合は、ご注意を!

彼の言い分は「トイレに行っていた」とのことですが、そんな訳ねーだろと思って「謝るつもりはないの?」と聞くと「もう謝った」と答えるので「きちんと謝るまでチェックインはしない」と言いました。渋々「ソーリー」と言うので「ふざけてるの?」と言い返すと、何か諦めたかのように「I’M SORRY, SIR.」と言ってくれたので、「部屋に案内してくれ」と言いました。後日、タイ好きの友人にこの話をしたら「タイに行ったら、マイペンライの精神が大事。そんなことで怒っちゃダメ!」と茶目っ気たっぷりに言われました。確かに、少し大人げなかったと今は反省しています。

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ホワイトルーム1,100バーツです。7年くらい前にも宿泊していますが、いい意味でも悪い意味でも変わっていません。窓がないので連泊するなら別の部屋がおすすめですが、どこへ行くにも立地が良いし、宿泊料は安いし、ジョイナーフィがかからない(今回は未検証)ので、ゲイとしては使い勝手がいいです。ただ、かなり壁が薄いのです。深夜にゴーゴーボーイを連れ込むのは、ゲイ専用ホテルではないので、隣の宿泊者にちょっと気を使うかもしれません。

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改装されたホテルの外観とオープンスペースです。明るく開放的で、ソファーの座り心地が良く、24時間コーヒーやお茶が飲めるのも便利です。また、インターネットもサクサクです。改装前のレセプションは隣のビルにまだ残っていますが、もう使われていないようです。筆者と同様に「あじあ男湯紀行」を見て、このホテルに宿泊したという方も多いのではないでしょうか?とても懐かしい気持ちになりました。

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朝食です。卵の焼き方だけ注文できますが、基本的には毎朝同じメニューです。バンコクの安宿の一般的な朝食といっていいと思います。朝食をとっているとマネージャーらしき女性スタッフに声をかけられ、ブログの話をしたら、新しい部屋の写真をLINEで送ってくれました。気になる新しい部屋の様子は、後編でご紹介します。

<最終訪問:2016年8月>


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