2020年3月現在、全世界で大騒ぎになっているコロナウィルスですが、流行する前にエチオピア航空でソウルに行ったので、その時の旅行記です。マスクを着用するピア子、衝撃的でした。

株価は暴落してるのに円高にならなくてテンション上がらない筆者です。旅行者としては、せめて次の旅行までには1ドル90円台になっていてほしいところです。さて、久しぶりのピア子(エチオピア航空のCAの俗称)です。航空券は11ヵ月前にサプライスというHISの子会社で20,760円で予約しました。そういえば、今年からサプライスの創業祭はなくなってしまいましたね。毎年楽しみにしていたのでとても残念です。

出発は2020年2月7日でした。この頃のコロナウィルスは、武漢を中心とした中国大陸での流行に留まっていました。ですから、日本や韓国でもそれほど神経質にもなっていませんでした。台湾だけ中国人を入国拒否してて、個人的には「大げさじゃない?」くらいにしか思っていませんでした。

よって、飛行機内もガラガラという訳でなく、7割くらいの座席が埋まっていました。機材は787で座席は3×3×3です。イヤホンは配られませんが、着席してすぐに機内エンタメが楽しめます。

いつもとの違いは、ピア子がマスクを着用している事と、韓国入国に際して健康状態調査表が必要な事でした。現在、エチオピアでは邦人の感染者が問題になっていますが、エチオピア航空で渡航した人かな?と個人的には推測しています。

機内食は安定の「フィッシュ・オア・ラム?」でした。個人的にはラム肉が好きなので問題ないのですが、苦手な人が多そうなメニューだなと毎回思ってしまいます。ラムの煮込みは赤ワインに合います。

なんとエチオピア航空の機内食にキムチが登場しました。しかも、酸味が強くて意外と旨かったです。食品表示を見てみたら韓国で生産して、エチオピアに輸出しているようです。韓国人の商魂にはいつも感心させられます。

映画は「柴公園」を観ました。ストーリーも出演者もゆる〜くて良かったです。柴犬が可愛い気持ちもわかりますが、個人的にはフレンチブルドッグを飼ってみたいですね。

そうこうしていると仁川空港に到着です。パンデミック前だったので、入国審査の直前に「中国人はこちらへ」と案内板があるくらいでした。しかも、そこまでの動線はどの便もみんな同じです。まさか1ヵ月後に入国すらできなくなるとは本当に驚きです。後編はソウル市内で感じた異変と復路のピア子についてです。

<最終編集:2020年3月>

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