タンソンニャット空港からペンタン市場のバスセンターまで、たった5,000ドン(約25円)で行ける152バスに乗ってみました。バス車内には、社会主義国家らしい独自のルールが存在していました。


空港到着!バス乗り場は?

IMG_4695

まずはじめに、知っておくべきことが、空港発の152バスは6:00-18:00までしか運行していません。夕方以降は、タクシーでの移動のみとなりますので、ご注意下さい。バスが運行している時間帯にタンソンニャット空港に到着したら、空港出口を抜けて、右方向に進みます。タクシー乗り場とは逆方向です。20Mくらい進むとバーガーキングがあり、その隣に喫煙所がありますので、愛煙者の方はこちらで一服(笑)バーガーキングの向かい側に152バス乗り場があります。

お客様、いや、運転手が神様です

IMG_4696

バスが停車していたら、運転手がいなくても乗り込んで席を確保します。出発前になると、運転手が回ってきて、荷物の大きさによって「お前は5,000ドン!」「お前は15,000ドン!」と個別に運賃を徴収し始めます。荷物がない人は5,000ドン、リュックを持った人は10,000ドン、バックパック55Lのスーツケースは15,000ドン〜30,000ドンが相場です。ここで注意してほしいのが、絶対に運転手の決めた運賃に逆らわないことです。そう、ここベトナムは、独自のルールが存在する社会主義国家です。日本の「お客様は神様です」などと言う常識は捨てて、楽しい旅行を続けましょう。

運転手に逆らうとどうなるの?

何度か目撃しましたが「バスから降りろ!」と言われます。いえ、怒鳴られます。ひどい運転手になるとお客さんの荷物をバスから放り投げます。もちろん、警察に訴えても無駄です。そもそも、ベトナムの警察官は外国人観光客なんて相手にしてくれません。結果、泣き寝入りしてタクシーに乗ることになりますが、運賃はバスの20倍の約100,000ドンです。そして、帰国してから思うのです。25円か、50円かであんなに嫌な思いをしたのか・・・と。郷に入っては郷に従えですね。

ペンタン市場のバスターミナルに到着

IMG_4676

タンソンニャット空港からペンタン市場のホーチミン・バスセンターは、約10kmバスで40〜50分です。曜日・時間帯によって、渋滞していることもあります。また、市民の足として利用されている市バスですので、利用客の乗り降りによって、時間がかかることもありますので、急いでいる人や大きい荷物を持っていて3人以上で旅行をしている人には、断然、タクシーがおすすめです。

<最終訪問:2015年5月>


- 関連記事 -