今回、出発の3日前に突如、フライトのキャンセルをくらった筆者。エアアジアの安さの秘密と格安航空会社(LCC)を選ぶ際のリスク回避策についてまとめました。

キャンセルの通知は突然に・・・

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ホテル選びに時間を費やし、厳選したホテルの予約も完了し、有給休暇の申請も終えていた出発の3日前の朝。目覚めると悪夢のような通知がスマホに届いていました。「緊急!6月15日のバンコク発成田行きのThai AirAsia Xのフライトはキャンセルになりました。コンタクトセンターに電話して詳細を確認して下さい。」とのこと。いや、まず、謝れ・・・って感じですが、とりあえず、案内の通りに電話してみることにしました。

日本語対応のコールセンターへ電話

エアアジアのコールセンター一覧
http://www.airasia.com/jp/ja/contact-us/call-centre.page

日本語のコールセンターの受付は8:00-17:00までです。日中は仕事なので、混雑が予想される昼休みに電話してみました。1回目「通信機器が接続されていないため、お繋ぎできません。」2回目、3回目も同様。そして、4回目でやっとガイダンスに接続されました。ここからが長い・・・5分くらい待たされて、ようやく担当者と会話ができました。フリーダイヤルとは言え、ハンズフリー機能のある電話でかけるをお勧めします。

ホテルのキャンセル料の補填は?

メールの内容と予約番号を告げて、チケット代の払い戻しをお願いしました。他の便への振替も可能でしたが、仕事の都合で断念しました。後日、全額がクレジットカードに払い戻されるとのことです。「その他に、ご質問はございますでしょうか?」と聞かれたので、念のために「ホテルのキャンセル料の補填はしてもらないんでしょうか?」と聞いてみたところ「当社では対応し兼ねます。保険会社にご確認下さい。」と言われてしまいました。やはり、ホテルのキャンセル料の補填はないようです。

エアアジアの安さの秘密

エアアジアの安さの秘密は、利益が出ない便は飛ばさないという売手側が優位な会社の体質にあります。その為、振替や欠航、既存路線からの撤退は頻繁に行われます。よく「LCCはビジネスに向かない」と言われますが、LCCの先駆け的存在であるのエアアジアの場合は、まさにその通りだと思います。筆者の場合、ビジネスではないと言え、出発の3日前の旅行のキャンセルは、精神的なダメージがかなり大きかったです。乗客とのwin-winの関係を築いているという意味では、好感を持っていましたが、今回のキャンセルはとても残念でした。

LCC利用者のリスク回避策

まず、突然の欠航に備えて、往復チケットの購入をおすすめします。当然のことながら、片道チケットの場合、A社が欠航だから、B社もキャンセルということはできません。その場合、B社の分は、自己都合となり、キャンセル料が発生します。また、ホテルは直前に予約するか、直前までキャンセルができるプランを選びましょう。みなさんもLCCを選択するというリスクをしっかりと把握した上で、旅行の計画をして下さい。

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