韓国の鉄道に乗った時の旅行記です。間違えて買ったお陰で、新型車両のSRTにも乗れて運が良かったです。ソウルに飽きたという方は、地方都市にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ソウルから大田へ

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2018年2月10日(土)ソウル駅14:45発・大田駅15:47着 KTX 23,700ウォン(普通席)

ソウル駅にはこれから平昌オリンピックの会場に向かうであろう国旗を掲げた人たちが数組いました。筆者もレインボーフラッグでも掲げておくべきだっただろうか。そんなことを考えながら、二日酔いの頭痛を抱えてKTX乗り込みました。列車内では無料のwi-fiが使えます。充電用のUSBも席によっては使うことができます。とても便利です。通路側の座席を確保できたので、YOU TUBEを見ながらコーヒーを飲みまくって数回トイレに行って、体内のアルコールを出し切りました。ソウルから大田までは62分間、そうこうしているうちに到着です。片玉になった金玉袋が縮こまるの感じて、2月の韓国はどこに行っても寒いと痛感しました。

大田から東大邱へ

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2018年2月11日(日)大田駅13:03発・東大邱駅13:47 KTX 19,700ウォン(普通席)

大田駅構内にあるキンパ(韓国風海苔巻き)とおでんの店で軽い昼食をとりました。おでんのだし汁が冷えた体にしみ渡ります。いざ、列車に乗り込みます。通路側を指定したつもりだったのですが、蓋を開けたら窓側の席でした。KTXはAとDが窓側の席だと覚えておきましょう。隣は、迷彩服を着た徴兵中の軍人でした。くそイケメンです。しかも、座り方が大股開きで妙にエロいんです。韓国人男性は、徴兵中に先輩に犯されたことをきっかけにホモセックスに興味を持つ人が多いという噂を聞いたことがありますが、本当なんでしょうか。そんなことを考えながら悶々としていたら、あっという間に44分間が過ぎて東大邱駅に着きました。

東大邱から釜山へ

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2018年2月12日(月)東大邱駅12:19発・釜山駅13:00 SRT 22,600ウォン(特室席)

東大邱駅で麻薬パンを買って列車に乗り込みました。病みつきになってしまうパンという意味で麻薬パンらしいのですが、そのネーミングセンスはかなり際どいと思いました。日本だったら、アウトなような気がします。そして、味はかなり甘くて筆者には合いませんでした。KTXを予約したつもりが、SRTを予約してしまったと電車がきてから気づきました。このSRT、2016年12月に導入された新型車両なんだそうで、KTXより早くて安いらしいです。そして、KTXとの一番の違いは、全ての座席が進行方向に対して、正しい向きに直る点です。逆を言えば、KTXの半分の座席は、未だに進行方向に対して逆走するのです。日本の「当たり前」が海外では「当たり前」じゃないと気づいた時に、ようやく日本の快適さに気付けるというものです。旅は自分をニュートラルにしてくれます。さぁさ、ボトムズアップ!旅に出ましょう。

<最終編集:2018年3月>

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