旅とは無関係なスピンオフ連載です。10万人に1人と言われる精巣腫瘍と診断されてから、右の睾丸を摘出するまでを赤裸々にお伝えしていきます。STEP SIXは、術後から退院、医療費についてお届けします。

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7月4日(火)入院3日目

7:51 血圧が60台に

この日、昨日から続いていた絶食が解除されました。しかし、看護師に「朝食の前に担当医に傷口を見せに行くので、処置室まで歩いて下さい。」と言われました。想像以上の傷口の痛みを感じながら、何とか歩けるには歩けたのですが、処置室前で順番待ちをしている最中に、急に便意を催し、トイレに駆け込みました。絶食中なので、トイレに行っても何も出るわけありませんが、そこからどんどん血の気が引いていき、ナースステーションの近くの椅子にもたれて、倒れ込んでしました。すぐに看護師が車椅子を用意してくれて、適切な処置をしてくれたお陰で助かりましたが、息ができなくて、本気で死ぬかもしれないと思いました。ちなみに車椅子に乗せられた時の血圧は、上67下52でした。

11:47 自由にトイレへ

今朝の出来事がトラウマになってしまい、すっかり意気消沈していました。しかし、1つ1つ困難をクリアしていかないといつまでたっても退院はできません。フロアを一周できたら自由にトイレに行っていいとの事でしたので、看護師に連れ添ってもらいながら注意深く歩き、見事にクリアしました。ついに、オムツ生活からの脱却です。健康の尊さが身に染みる一幕でした。

15:45 微熱との戦い

この日は、ずっと微熱が下がらず37℃から38℃を行ったり来たりしていました。この微熱のお陰で、カテーテルを外すのが翌日に繰り越されてしまいました。よって「最短で水曜」と言われていた退院も木曜に繰り越されてしまいました。とほほ。

7月5日(水)入院4日目

8:35 ドレーン外れる

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この日は、カテーテルが付いているにも関わらず、朝立ちがありました。噂通り、精巣が1つになっても、性欲は衰えないようです。微熱が36℃台まで下がったので、退院に向けてスピードが加速していきます。まずドレーンが外されます。ドレーンとは精巣があった場所に血液がたまらないようにする管のことで、写真のガーゼの部分についています。

11:35 カテーテル外れる

次に、カテーテルを外されます。噂ではめっちゃ痛い!と言われていますが、筆者の場合は痛みというより強烈な尿意を一瞬感じたくらいでした。技術の進歩を感じました。

18:06 夕食後に点滴も外して、シャワーを浴びる

上の写真の通り、術後の傷口は糸で縫わずにテープで止められているだけでした。よって、術後の抜糸はありません。傷口がだいぶ塞がってきたということで、夕食後にシャワーの許可が出ました。点滴も外れ、体中から全ての管が外されました。浴室で、片玉になって初めてじっくりと自分の金玉袋を確かめましたが、本当にタマはなくなっていて、何とも言えない喪失感でした。

7月6日(木)入院5日目

10:30 退院手続き

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さて、注目の医療費ですが、4泊5日の入院と手術代と病理検査で総額107,750円でした。高いと思うか、安いと思うかは個人差が出ると思いますが、個人的には安いのかなと感じました。ガンになったら、数百万円の治療代がかかると思っていました。本当にいい勉強させてもらったと思います。

11:30 次回の予約

傷口の確認と摘出した腫瘍の病理検査の結果を聞きに7月19日(水)再訪することになりました。何も問題なければ、8月からTransit barを再開、9月の台湾旅行も予定通りに行こうと思います。結果は、明後日ブログの公式Twitter(https://twitter.com/gaytobu)でご報告させていただきます。よかったら、フォローお願いします。

「ゲイリーマン、玉を取る。- STEP SEVEN -」に続く

<最終編集:2017年7月>