旅とは無関係なスピンオフ企画です。10万人に1人と言われる精巣腫瘍と診断されてから、右の睾丸を摘出するまでを赤裸々にお伝えしていきます。STEP ONEでは、泌尿器科に初診で行った時の話です。

まずは、これだけ伝えたい!

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20代後半から30代前半の方で、片方の金タマが急に大きくなった・硬くなったと感じたら、すぐに泌尿器科のある病院に行きましょう。精巣ガンは、比較的に進行の早いガンと言われています。また、会社で受けるような健康診断では、残念ながら発見することはできません。あれ?と思ったら、迷わずすぐに受診しましょう!

尚、筆者の場合、右の睾丸が約7〜8cmの鶏卵ほどの大きさに肥大していました。モザイク加工しているとはいえ、お見苦しい写真を晒して申し訳ございません。しかし、これから発信するこれらの情報がいつか誰かの役に立てればいいなと思い、掲載させてもらいました。ご理解の程、宜しくお願い致します。

鶯谷駅の近くの泌尿器科へ

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6月19日(月)17:45 金井クリニック@鶯谷駅から徒歩5分

会社帰りに行きました。受付で「初診です。」と伝えると、症状を聞かれ「こちらの問診票書いて下さい。」と言われました。【1か月くらい前から・睾丸の腫れ】と書きました。空いていたので、すぐに診察が始まりました。60代くらいのおじいさん医師に、診察台の上にズボンを脱いで寝るように言われ「パンツもですか?」と聞きたい乙女心をグッと押し殺して、下半身裸の状態で横になりました。

実は、ゲイ友(ポジション不明)も同時期に金タマの痛みに悩んでいて、病院に行ったら前立腺の検査と言われてケツの穴に指を挿れられたそうです。彼の場合は、前立腺の炎症という診断だったそうです。

筆者もケツの穴に指を挿れられる想定で(Eriko with Crunch張りに)キレイにしてから挑んだのですが、ポンポンと金タマを触って、ほんの30秒くらいで診察は終わってしまいました。おいおいおいおい!って感じだったのですが、大人しくズボンを履いて話を聞きました。

医師は淡々と語ります。「睾丸の腫れには主に2種類あります。1つは痛みを伴う炎症です。基本的には抗生物質で治ります。そして、もう1つは痛みを伴わない腫瘍です。貴方の睾丸には腫瘍ができていますので、すぐに大学病院に行って下さい。まず、間違いなく癌だと思います。」との事でした。「ぎゃ、ぎゃん?!」あまりに唐突だったので、たいしたリアクションもできなったのですが、診察室を出て「うっそぉ?!」と思わず一人呟いてしまいました。

招待状を書いてもらう

癌という重みのある言葉の衝撃を隠しきれないまま、受付のスタッフに「どちらの大学病院に行かれますか?」と聞かれたので、地元にある「北里大学メディカルセンター 泌尿器科」への招待状を書いてもらいました。この日の会計は、招待状もコミコミで1,600円でした。こんなに安くて早く診察ができるなら、1日でも早くきておけばよかったというのが、この日の感想でした。

ゲイリーマン、玉を取る。- STEP TWO –」に続く

<最終編集:2017年6月>

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