ベトナム鉄道でダナンからフエまで往復してみた -前編-
憧れだったベトナム統一鉄道でダナンからフエに行ってきました。座席や設備・車内販売・喫煙について書いています。前編は、エアコン有のソフトシート車両の車窓から撮影した風景も載せています。
まず始めに、予約方法についてです。ネットで購入できるらしいのですが、その際、ベトナム国内で発行されたクレジットカードが必要になります。その為、筆者の場合、ダナン駅で予約・発券をしてもらいました。簡単に予約できるテクニックも紹介していますので、こちらの記事をご参照ください。
ソフトシートの座席について
ダナンからフエまでの往路は、エアコン有のソフトシートを選びました。旅行者にとっては一般的な選択肢だと思います。ソフトシートのメリットは、運賃(100,000VND)が安い・景色が楽しめることです。「世界の車窓から」でも紹介された圧巻の絶景を楽しめます。但し、存分に景色を楽しむためには、進行方向に対して右側の窓際の席を確保する必要があります。この点は、購入時にきっちり確認しておきましょう。
【追記】上記の運賃100,000VNDはテト期間中の料金で、通常は54,000VNDのようです。
逆にデメリットは、シートが狭いことです。これは車両によるようですが、筆者が乗った車両のシートがLCC以上に狭かったです。リクライニングは、長距離列車なだけあってかなり倒れますが、逆に倒された方はかなり窮屈に感じます。また、窓が2列に1つのためシェアする相手次第では嫌な思いをします。
設備と車内販売について
設備は、トイレ・洗面所・熱湯も出る飲料用の給水器などが各車両に付いています。トイレは水洗ですが、清潔感はなく座るのを躊躇してしまいます。トイレットペーパーは付いていませんでした。車内販売は、時間帯によるのかもしれませんが、お粥(30,000VND)か菓子飲料のみでした。
喫煙について
連結部分のドア付近に灰皿が付いていて、たばこを吸うことができます。車掌にも確認済みです。ただ、多少はニオイが漏れるので、日本人の感覚からすると気が引けてしまい、窓付きのトイレ内でこっそり喫煙させてもらいました。
<最終編集:2017年2月>