エバー航空のぐでたまジェット機内で隣のおっさんに「左側の肘掛けが自分のだろ!俺の使うんじゃねーよ!」とキレられた話と、CAに聞いた対処方法をご紹介します。ああ、思い出すだけで、腹が立つ。


BR196のぐでたまジェットでおっさんにキレられる

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高雄から台北まで東海岸ルートで半周し、意気揚々と帰国しようと桃園空港に向かうと「ぐでたまジェット」がお出迎え!ぐでたま自体がどんなキャラクターか知りませんが、狙って予約した訳じゃないので、少し得した気分になりました。機材は、A321-200で三列×三列シートです。

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筆者の座席は通路側です。右側2席に座ったのは、家族旅行帰りであろう60才くらいの夫婦で、筆者の右隣に旦那が着席。その前の列に娘夫婦が座りました。聞こえてくる会話から「なんか感じ悪そう」と思ってはいたのですが、座った途端、舌打ちをして、肘をぐいぐい押してきます。前にもこういうことはあったので、気にしないフリをして、筆者も浅めに肘をのせて肘掛けを使っていました。離陸後、旦那が「おい、左側の肘掛けは俺のだよな?」と奥さんと話しています。そんな話聞いたことねぇしと思って、筆者が肘掛けを使ったまま寝ていると「ドン!」と衝撃がはしりました。旦那、いや、おっさんがリモコンを操作するフリをして、肘掛けを持ち上げたのです。そう、先制攻撃を仕掛けてきたのです。これには、びっくりして肘をどけて唖然としていると、すかさず肘掛けを元に戻し、ぺたっと肘をのせ独占状態を始めるおっさん。「このクソじじい・・・」とおっさんを睨みつけましたが、おっさんも怪訝な顔を浮かべています。彼には彼なりのルールや秩序があるのでしょう。でも、筆者にも、機内を快適に過ごす権利があります。その後は、本格的な肘掛け戦争の開始です。相手が肘に力を入れているのが、筋肉の緊張で分かるくらいビタっと肘をつけて応戦しました。時には、おっさんが肘で体をグイグイ押してきます。もはや、嫌がらせの域ですが、絶対に譲らない!という姿勢で戦い続けること約30分、機内食が配られた時に、ついにおっさんが口を開きました。

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「おい!左側の肘掛けが自分のだろ!俺の肘掛けを使うんじゃねーよ!」と筆者に強めの口調で言ってきました。「いや、そんな決まりはないはずです。半分半分で譲り合って使うものです。」と筆者が言うと「肘掛けは4つしかねぇんだから、これは俺のだろ!」と訳の分からないことを言い放ちます。だったら、連れの方のを使えばいいののにと思わず言いそうになりました。キレている旦那に見兼ねて奥さんが「どうしたのよ?」と聞くと、旦那は「こいつが俺の肘掛け使ってくるんだよ。」と答えます。奥さんは「あっそ。」と言わんばかりに無視して機内食を食べ始めました。筆者としても「あっそ。」って感じでしたが、言い分は理解できたし、自分自身としても【肘掛けのルール】については半信半疑だったので、結局CAを呼びました。台湾人のCAがきたので、英語で「この人が「左側の肘掛けは俺のだ」と言って怒っているんだけど、そういうルールはエバー航空にありますか?」と聞くと「ノー」との事。しかし、英語のわからないおっさんには理解してもらえなかったので、(横澤夏子似の)日本人のCAにきてもらい、再び日本語で事情を説明します。すると、夏子、いや、日本人のCAが「そういったルールはありません。」ときっぱりおっさんに注意をしてくれました。すると「使いたきゃ使えばいいじゃないか!」と憤慨し始めたおっさんに「はい、使わせてもらいます。」と冷静な筆者。一部始終を聞いていた前の列に座る娘が振り返り、ぼそっと「恥ずかし。」とおっさんに言っているのが印象的でした。スッキリしたので、夏子に頼んで席を変えてもらい、やっと「ぐでっ」とすることができました。

教訓と乗客同士のトラブルの対処方法

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肘掛けは、左側が自分のであるというルールは存在しません。譲り合って使いましょう!

今回の場合、肘掛けを持ち上げて独占しようとした時点でCAには相談するべきでした。CAとしてもエコノミーの乗客同士のトラブルなんてマジで御免だわと思っていると思います。「肘掛けを使うと舌打ちされる」「肘で体を押された」など、これはトラブルの火種になりそうだと判断されれば、CAも座席の移動を積極的に促してくれます。最後に、もしトラブルに巻き込まれた時は、絶対に当人同士で解決しようとせずに、すぐにCAの方々に相談することが大切です。

<最終編集:2017年1月>