友人から依頼があったので、ユナイテッド航空(UA)マイルについてまとめました。往復利用時は目的地を2都市に設定して、お得に周遊旅行へ出掛けましょう。

1、往復利用なら目的地を2都市に設定できる

例えば、成田から上海に行くとします。往復に必要なマイル数は30,000マイルです。改悪前は20,000でしたので、改悪されて全く旨味がなくなってしまったというのも事実です。但し、これにソウルを加えて、成田から上海、上海からソウル、ソウルから成田という行程にします。それでも、必要なマイル数は30,000マイルです。これに更にオープンジョーも設定可能です。成田から上海、上海からソウル、釜山から成田という国内の陸路移動も加えられます。それでも、やはり必要マイル数は30,000マイルです。

ANAやその他のマイルを貯めていないため、比較することはできませんが、いろいろな都市に行ってみたいと思っている人や、長期休暇を取る事ができる人にはお勧めです。

2、沖縄以外の国内はシーズンに関係なく往復10,000マイル

2015年6月からUAマイルでもANA利用の国内旅行ができるようになりました。必要なマイル数はシーズン関係なく片道800マイルの距離以内は、往復10,000マイルです。但し、あえて乗り継ぎ便を選んだり、オープンジョーも設定可能ですので、やり方次第ではこんな行程も可能です。

目的地:熊本・福岡

【行き】羽田 ⇒ 那覇 ⇒ 熊本
【帰り】福岡 ⇒ 那覇 ⇒ 羽田

この場合、那覇は目的地ではなく乗り継ぎ地となるため、24時間以内の滞在に限られますが、距離の計算にはカウントされず、10,000マイルで往復することができます。博多にあるゲイバー「OVERALL」の大吉ママと話している時に知ったのですが、ANAの国内の特典航空券はシーズンによって必要なマイルが違うらしいです。

3、陸マイラーでも意外と貯まる

これは完全にやり方次第ですので、参考程度に書いておきます。飛行機に乗らずにマイルを貯めている人たちを陸マイラーと言います。筆者は、陸マイラーとしてMileagePlusセゾンカードを利用しています。今月でカード有効期限が切れるので、満5年間利用してきたことになります。年会費1,500円(税抜)にプラス5,000円(税抜)払ってマイルアップメンバーズになっています。マイルアップメンバーズになると1,000円で15マイル貯まるので、1.5%の換算率となります。必要なクレジットカードの利用金額は以下の通りとなります。

【国内線】10,000マイル ÷ 1.5% = 約67万円
【国際線】30.000マイル ÷ 1.5% = 約200万円

いかがですか?会社の飲み会の幹事を率先してやりたい!とちょっとポジティブな気持ちになりませんか?約67万円のカード利用と数千円でいろいろな都市に行けるのは嬉しいですよね。特にLCCが就航していない函館や小松などの地方都市がおすすめです。

まとめ

UAマイルの特典航空券は、かなり奥が深いです。この他にも、ニュージーランド経由でサイパンに行けたり、コールセンターに電話して交渉したり、たくさんの裏技があるそうです。ただ、筆者が実践しているUAマイルを貯める理由はこれらの3つになります。来年はUAマイルを使って、ソウル・上海・釜山・大邱・ヤンゴン・シンガポール・ジャカルタに行ってきます。ハッテン場レポートにご期待下さい。

<最終編集:2016年10月>

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