台鉄で台北から礁渓温泉まで行ってきました。運賃や時刻表、チケットの予約から市内での発券方法、乗車時の注意などをご紹介します。新型車両「普悠瑪(プユマ)号」に乗りたい人は必見です。


時刻表と運賃

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台鉄のホームページ:http://www.railway.gov.tw/jp/ 

運賃は、自強号と普悠瑪号が片道199元です。台北発は、始発6:30終電23:30で、礁渓発は、始発3:17終電22:38です。利用日の13日前から予約できます。土曜日に台北を出発する普悠瑪号は直前に予約しても、まず席が確保できませんので、早めの予約を心掛けましょう。ちなみに、普悠瑪号は台湾を走る日本製の新型特急列車の愛称です。自強号は韓国のHYUNDAI製です。

インターネットでのチケットの予約方法

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上記の台鉄のホームページから予約できます。パスポートとクレジットカード、プリンターを準備して下さい。注意点は2つです。普悠瑪号を予約しても、車種:自強号と表示される。「The password number…」という表示が出たら、ID No.の「TH1234567_」の後ろのスペースを削除する。これさえ覚えておけば、問題なく予約ができると思います。クレジットカード情報を入力して、予約完了の画面が表示されたら、その画面をプリントアウトします。

市内でのチケットの発券方法

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インターネットでチケットを予約した場合、列車の30分前までに発券しないと無効になってしまいます。駅の窓口、又はコンビニの発券機でチケットは発行することができます。筆者は初めファミリーマートの発券機を利用しましたが、上手く発券できませんでした。次に、セブンイレブンの発券機を利用し、見事に発券することができました。その差はよくわかりませんが、中国語が理解できない人は、セブンイレブンの方が楽に発券できるようです。ちなみに、コンビニで発券する場合、一律8元の手数料がかかります。

車内での楽しみ方と乗車時の注意

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チケットも発券したので、ゆっくり台北駅に向かいます。鉄道の旅の醍醐味といえば、やはり駅弁でしょう。八角弁当80元を買って、列車に乗り込みます。台鉄の車内は、指定席も自由席のように空いてれば座ってOKという風習があります。その為、乗車した際に自分の席に誰かが座っている場合が多いです。チケットを見せて「ここは私の席です」といった素振りをすれば、すぐにどいてくれますので遠慮せずに声を掛けましょう。

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普悠瑪号の予約は取れなかったので、自強号で礁渓に向かいます。車窓からは、右手側に台湾の山々が、左側に亀山島が見えます。台湾の東海岸を走っているんだなと実感する瞬間でした。台北から礁渓までは、バスで約45分と鉄道の半分の時間で移動できてしまいます。しかし、駅弁を食べながら雄大な景色を眺めて、ゆっくりと移動するというのも異国情緒があって、オツなものだと思います。

<最終訪問:2016年7月>


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